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ビタミンを知ろう!ビタミンの基礎知識と身近な食材
Basic knowledge of vitamins
全部で13種類あるビタミンは、わずかな量でカラダの調子を整えてくれる生命活動に不可欠な栄養素です。
ビタミンのほとんどはカラダのなかで作りだすことができず、作れたとしても充分な量ではないため、
基本的には食事から摂取する必要があります。
五大栄養素であるビタミン
五大栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つに分類されます。 このうち三大栄養素と呼ばれるたんぱく質、脂質、炭水化物は、エネルギーとなるほか、 私たちのカラダをつくる主要な構成物質です。ビタミン、ミネラルはエネルギーにはならず、 カラダの調子を整えるという特徴があります。
水溶性と脂溶性
ビタミンは「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」のどちらかに分類されます。「水溶性ビタミン」は「水に溶けやすいビタミン」なので、水洗いによる損失が大きいという特徴があります。もう一方の「脂溶性ビタミン」は「油に溶けやすいビタミン」なので、油とともに調理して摂取すれば吸収率が高まります。
13種類のビタミン
- ビタミンC
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンA
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンK
- 葉酸
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビオチン
2017年2月15日~2月17日
Vitamin research result
急報
ビタミン知識不足のうえ、改善意識も低い!
ビタミン不足の原因は、
ライフスタイルの中に潜んでいた!
厚生労働省の「平成27年度国民健康・栄養調査」によると、現代人はビタミンが不足しています。
今回、生活者のビタミンに対する今現在の意識や理解を明らかにするために、
管理栄養士の浅野まみこ先生に監修していただき、調査を実施いたしました。
- 調査結果 その1
-
カラダに必要なビタミンが全13種類ある、と知っていたのは、
わずか1.9%!さらに・・・
私たちのカラダに欠かせない栄養素であるビタミン。
それにも関わらず、ほとんどの人がビタミンのことを知りませんでした。 有名なビタミンCでさえも、代表的な食材や主な働きを知っている人はあまりいません。
私たちのカラダに欠かせない栄養素であるビタミン。
それにも関わらず、ほとんどの人がビタミンのことを知りませんでした。 有名なビタミンCでさえも、代表的な食材や主な働きを知っている人はあまりいません。
- 調査結果 その2
-
ビタミンを摂取できていない、と 自覚している人は、
66.6%も!しかし・・・
ビタミンを摂れていないと自覚している人は多いですが、 栄養バランスの悪い食事を改善したいと思っている人や、食事で摂りにくい栄養素や自分に必要な栄養素をサプリメントや栄養補助食品で補っている人はあまりいません。
ビタミンを摂れていないと自覚している人は多いですが、 栄養バランスの悪い食事を改善したいと思っている人や、食事で摂りにくい栄養素や自分に必要な栄養素をサプリメントや栄養補助食品で補っている人はあまりいません。
浅野先生の考察
肉なしダイエットもビタミン不足の一因!?
たんぱく質を多く含む、肉、魚、大豆製品などは、ビタミンB群が多く含まれる食材です。
そのため、“肉なしダイエット”はビタミン不足を引き起こす可能性があります。
ビタミン不足と感じた時は、白米を玄米にチェンジ、牛乳を豆乳にチェンジするなどして、
普段の暮らしの中で上手にビタミン補給ができると良いですね。
- 総評
-
現代人は、ビタミンの知識や摂取の意識が低く、
更にビタミン不足を起こす意外な原因が沢山あるため、
ビタミン不足に陥りがちです。
各ビタミンの代表的な食材や主な働きを理解した上で、
ビタミン全13種類をバランスよく摂りましょう。正しい知識を身につけて
健康な毎日を過ごしましょう